消防に関するQ&A

消防車はなぜ赤い?
 日本が最初に外国から輸入された消防車の色が赤色であり、その後の法律の定めによって「消防車は朱色」(一般的にいう赤色)と決められています。
  また、消防車を見ると火事を連想し、視覚的に火の用心を訴えるからともいわれています。
救急車はなぜ白い
 救急車の色は白色です。
なぜ白に決まったかははっきりしませんが、救急業務が開始された当時、外国から輸入したものが白だったことまた白が清潔なイメージであることなどの理由によるものではないかといわれています。
 また、赤帯は、法の規定によるものではなく、救急業務開始当初は赤十字社が「純白救急車」運営しており、その区別化のため赤帯を入れたというのが有力説となっています。
消防はなぜ119番なの?
 電話が自動化された大正15年1月、火災通報のため「112」の番号が定められました。一刻を争う緊急ダイヤルであるため、ダイヤル時間が短い番号とされたのですが、ダイヤル方式不慣れなためか、誤接続が多くありました。このため地域番号としてまだ使われていない「9」を使うことにして昭和2年から現在の「119」番になりました。
ホースの重さ長さは?
 ホースにもいろんな種類があり、私たちが通常使用しているホースは、口径50o(約5kg)と65o(約8kg)、長さは20mです。
火の温度は何度くらいありますか?
天井が燃えぬけるような最盛期で1000度以上になります。
消防の人は眠らないのですか?
仮眠時間は眠ります。けれども、みなさんのようにパジャマやねまきではありません。作業着のままで、災害が発生した時はすぐに活動するように備えています。
消防士の着ている服は燃えないのですか?
燃えにくい素材で作ってありますが、燃えます。火は服を突き抜けて消防士まで燃やしてしまうくらい熱いのです。特殊な服で「耐熱服」という服もあります。


    

newpage6.htmlへのリンク